家庭教育講座

「不登校の子どもの気持ちを感じられますか?」

<全2回>



 不登校などの就学についてのトラブルは、
その行動それ自体が問題というより、じつは
何かまったく別の問題の反映である場合が多
くあります。

ですから、子どもを再び学校に行かせるよう
にしても、それでは先生や親が安心するだけ
で、子どもが抱えている問題の解決にはなり
ません。子どものストレスが何であったかが
置き去りにされてしまうことは避けなければ
ならず、子どもの気持ち、子どもの訴えにし
っかりと届くことが肝心です。

 どうやったら、子どもの心に向き合えるか。
どうやったら、いつでも子どもが「お母さん
/お父さん、あのね」と、どんなことでも気
軽に話す気になれるのか。そのためには、保
護者の心が、子どもに対して開かれていなく
てはなりません。

 いきなり子どもにアドバイスをしたり、指
示をしたりするのではなく、まずは子どもが
訴えることをそのまま聞き入れて、子どもの
気持ちを深く感じ取ること。この、単純では
あっても簡単には実行できないことを、どう
したら身につけることができるかを、長年大
学で臨床心理学の深い知見に基づき学生の自
発性に基づいた授業とゼミの運営を行なって
きた石原次郎・東洋大学名誉教授から、講演
と体感的実技などを通してお伝えいただきま
す。
 


【講師プロフィール】


石原 次郎 (いしはら じろう)
◇ BUNTE KISTE 主宰
◇ 東洋大学総合情報学部名誉教授

文学修士。東北大学大学院文学研究科博士
後期課程中退。東北大学文学部助手、北海
道大学文学研究科助教授、東洋大学工学部
教授、東洋大学総合情報学部教授。東洋大
学では感性をキーワードにして全生物を包
括する学術研究を試みて、「感性学」「芸
術学」「美術史」「メディア表現論」など
の科目を担当。感覚の特質に関する研究の
ほか、舞台演出、造形活動なども行う。教
育の現場では北海道大学着任以来、学生と
の双方向授業、出欠を問わない、試験や課
題レポートを行わない、成績評価を行わな
い、学生の制作物に対する評価を一切行わ
ないなど、個の成熟と自主性を伸ばすこと
を目的とした自由教育の徹底した実践を
試み続けて来た。
また、重度障がい者社会支援フォーラムに
参画するなど、障がい者支援や不登校対策
などに深い造詣を持ち、積極的に取り組ん
できた。
2023年には BUNTE KISTE を設立し、感じ
感じるワークショップを開催。人間性のよ
り深い理解を、芸術、臨床心理、社会を感
性を通して考える対話などを通して行い、
また若者を中心とした各世代の自立支援に
取り組んでいる。




 家庭教育講座
 不登校の子どもの気持ちを感じられますか?

 第1回:
  2024年7月20日(土) 14:00 〜16:00
 第2回:
  2025年1月18日(土) 14:00 〜16:00

 会場: 永福和泉地域区民センター
                ⇒会場のご案内
 講師: 石原次郎 氏
      /東洋大学名誉教授
       BUNTE KISTE 主宰
 対象: 主に幼児〜中高校生の保護者、保育・
     教育関係者、不登校に関わる団体・施
     設の職員、ほか関心のある方
 会費: 無料、要申し込み
 主催: こどもの成長を護る杉並ネットワーク
 共催: 杉並区教育委員会


      
 




※第2回は、第1回の続編です。なお一部
 第1回と重複する部分もあります。

※第1回と第2回は、それぞれ別々にお申
 し込みください。どちらか片方だけのお
 申し込みもできます。

※お申し込みは、お一人ずつ(大人)でお
 願いいたします。

※ご記入いただいた個人情報は、連絡・受
 付・保険など本講座の運営にのみ使用し、
 それ以外の目的には使用いたしません。

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 話番号は、保険加入のために必要な項目
 です。

※お子様のご同伴はできますが、託児サー
 ビスはありません。ご自身での管理をお
 願いいたします。
 【お申込み】

 第1回 (7月20日)は終了しました。
 ※ご来場ありがとうございました。 


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